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ITと不動産鑑定実務

不動産鑑定実務にもITは不可欠です。

私が不動産鑑定士になるための実務経験を積むために某信託銀行に出向したのは、1995年もう28年も前のことです。

当時は、まだパソコンが普及しておらず、鉛筆と消しゴム・電卓・ワープロの時代でした。紙の原稿を修正しているうちに、消しゴムで紙が薄くなり向こう側が見えそうになることもありました。

登記簿謄本を取得するため登記所に向かいますが、登記所はどこも不便な場所にあります。しかも昼休みは営業していません。電車やバスで向かいますが、時刻を調べるのが一苦労です。

市役所等もやはり不便な場所にあります。対象不動産と登記所・市役所等を効率的に調査・訪問するには、これらを地図に落として検討することから始めなければなりません。

土地の取引事例を収集するためには、各都道府県の不動産鑑定士協会事務局に行かなければなりません。事前予約が必要な場合が多く、この調整にも手間取ります。

現在は、ずいぶんと便利になりました。登記情報は民事法務協会のウェブサイトで取得できます。土地の取引事例も、事務局とLINEでやりとりしながら収集できます。市役所等の持つ情報も、多くはウェブサイトで調べることができるようになりました。私の駆け出しのころを考えると、時代は大きく進んだものです。

あとは実地調査ですが、これを省略するのは無理ですね。