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隣地の評価(限定価格):嶋内雅人のブログ

https://ameblo.jp/daigotukune/entry-12814543891.html

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│1│ 今回の評価実例:隣地の評価(限定価格)
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隣の土地を買う場合には、不特定多数の買い手を想定した場合よりも、価格が高くなることがあります。

隣の土地を買うことで無道路地状態が解消される、不整形な土地が整形になる、面積が増加することによって建てたい建物を建てることができるようになる等が、その理由です。

このように売買の当事者間においてのみ成立する価格を限定価格といいます。

今回の依頼目的は、隣地を買うための交渉資料とするためのものでした。ある研究所が手狭になったため、隣地を買おうとするものです。

隣地は無道路地です。そのままでは建物を建てることができません。私は、鑑定評価の作業を行いながら、どれほど価格があがるだろうかと疑問に思っていました。

評価の結果、隣地単独の場合よりも3%程度価格が上昇しました。土地の形状がやや整形になったためです。

私の評価額で売買が行われ、無事取引が終了しました。


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│2│ 不動産鑑定評価の知識:不動産の鑑定評価に関する法律
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不動産の鑑定評価に関する法律の目的は、同法第1条に規定されています。

「不動産の鑑定評価に関し、不動産鑑定士及び不動産鑑定業について必要な事項を定め、もつて土地等の適正な価格の形成に資すること」です。

この法律は、「他人の求めに応じ報酬を得て、不動産の鑑定評価を業として行うこと」を規制しています。

ですから、不動産の鑑定評価を業として行う場合には不動産鑑定業の登録が必要です(同法第22条)。不動産鑑定業の登録のためには、事務所ごとに専任の不動産鑑定士を一人以上置くこと(同法第35条)などの要件を満たさなければなりません。

また、不動産鑑定士の資格制度も同法によって規定されています。不動産鑑定士の資格を取得するためには、不動産鑑定士試験への合格及び実務修習の修了といった要件を満たしたうえで、不動産鑑定士の登録を受ける必要があります(同法第15条)。


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│3│ 編集後記
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大往生(永六輔)より

「90歳で元気なバアさんに、牛乳を飲むと長寿になるから、がまんして飲み なさいって医者が言うんだってさ。
 ……バアさんは、この年になって今さら嫌いなものはいやだって言っているんだよ」

そうですよねえ。長寿になるから、健康になるからといって嫌いなものを食べたら、それがストレスになって命を縮めそうです。