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地震の揺れと地盤・建物:不動産鑑定士嶋内雅人のブログ

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地震のときの建物の揺れ方は、高い建物と低い建物とで異なります。高い建物はゆっくり揺れ、低い建物は短く繰り返して揺れます。振り子と同じですね。

建物の揺れ方は、建物の高さ・構造等の建物の特性と、地震動の特性によって決まります。

まず、建物の特性をみていきましょう。

建物の特性の主なものは、固有振動と減衰です。固有振動とは、建物が揺れて一往復してから元の位置に戻るまでの時間をいいます。減衰とは、時間が経過することによって、振れ幅が減少する度合いのことです。

超高層ビルや電波塔などは、長い周期でゆっくりと揺れます。ですから、短い周期で揺れる地震では揺れにくいという性質があります。このように、地震の力を柳のように受け流して、粘りで耐える構造を柔構造といいます。

他方、低層で鉄筋コンクリート造のマンションなどは、壁が多くて剛性の高い構造になっています。地震の力をまともに受けますが、それを上回る強度を持たせて安全性を確保するわけです。このように、地震の力に強度によって抵抗する構造を、剛構造といいます。

建物の固有周期は、建物の重量と剛性によって決まります。重量が大きいほど、また剛性が低いほど固有周期は長くなります。壁が多くて剛性が高い建物は周期が短くなります。逆に、高い建物ほど固有周期は長くなります。

3~4階建ての低層建物の固有周期は0.2~0.3秒、十数階の中層建物では0.7~1.0秒、50階を超えるような超高層建物では5秒程度になります。

地震動の特性は、地盤によって決まります。

地震による地盤そのものの揺れの周期は、地盤の層の厚さと硬さで決まります。これを地震の固有周期と呼びます。

固有周期は、第三紀層と呼ばれる硬い岩盤が最も短く、第四紀層の洪積層、沖積層の順に長くなっていきます。また、洪積層でも沖積層でも層が厚いほど周期が長くなります。


■編集後記■━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………


「ざんねんないきもの事典」という書籍が売れているそうです。

電車の吊り広告が目に入りました。ラクダのコブは垂れる、とあります。コブの中身は脂肪でエネルギーを貯めていますから、食事をあまり取れないような環境にあって脂肪を消費すると、コブがしぼんで垂れるわけです。

ただ、私の子どものころは、コブの中身は水だといわれていました。ラクダが乾燥に強いのは、その水のおかげだと。今となっては、迷信もいいところです。

迷信で思い出しました。やはり私の子どものころは、鼻血を止めるには首の後を叩けばいいといわれていました。もちろん、何の理由もありません。

気になったので、迷信をいろいろと思い起こしてみました。

酢を飲むと身体が柔らかくなる。茗荷を食べるとものを忘れる。夜に爪を切ると親の死に目に会えない。霊柩車を見たら親指を隠せ。緑青は猛毒だ。等々。

こんなことを言ったら、今では笑われてしまいますね。