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地盤と地名:不動産鑑定士嶋内雅人のブログ

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◆―――――――――――― 今回のテーマ ――――――――――――――◆


地盤の良し悪しは、地名でわかることがあります。今回は、動物の名がついた
地名を取り上げます。

動物にちなんだ地名は、全国に分布しています。その由来は、その動物につい
ての古い伝説があるとか、その場所にその動物が現れたとか、親しみやすい説
明をよく目にします。

しかし、動物の伝説に基づいた地名は、地域の観光を振興するために後付けさ
れたような例が多い模様です。

また、動物が現れたというものも、珍しい動物ならともかく、ウサギ・クマと
いったどこにでも出現するような動物については、かなり疑わしいのが事実で
す。

もちろん、アニミズムのような動物信仰はあり、神社に蛇や狐が祀られている
ことは数多くあります。

しかし、それが地名となると別の問題になります。動物にちなんだ地名には、
災害地名が隠されているのです。

よく知られているのが、「ウシ」です。「牛」の字があてられていることが多
いですが、古語の「憂シ」から不安定な土地を意味する地名で、地すべり崩壊
地や洪水氾濫地を指します。他に、津波の常襲地につけられていることも多く、
代表的な災害地名です。

「ウシ」は、全国に分布しています。首都圏には、東京都新宿区の「牛込」、
東京都足立区の「牛田」、東京都福生市の「牛浜」、埼玉県春日部市の「牛島」
等があります。

「ウマ」は、細長い谷の崩壊地を示す災害地名で、「馬」の字があてられるこ
とが多くあります。代表例は、高知県の馬路村です。

場所によっては、「埋」が「ウマ」に転訛し、崩壊地名や洪水地名を表すこと
があります。

「馬」ではなく「駒」がつく地名も多数あります。「コマ」は込み入った小さ
な谷や沢を表す洪水地名で、代表的なのは全国に分布する「駒ケ岳」です。東
京都内にも、豊島区の「駒込」、目黒区の「駒場」があります。


■編集後記■━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………


以前、昔話の一寸法師について、その程度の身長ではお椀の舟をこぐことがで
きないのではないかと書きました。

他の昔話でも、疑問に思うものがありますね。桃太郎です。いや、包丁で桃を
スパッと切っても桃太郎にケガはないというものではありません。桃の重さで
す。

新生児の身長は、平均約50cmだそうです。桃太郎が桃の中に座った状態で入
っているとしましょう。身長の60%が座高だと仮定すると、30cmです。上
下の桃の実の厚さを10cmとすると、桃の高さは50cmです。

桃が直径50cmの球だと仮定して、重さを計算してみます。桃も新生児も比重
はほぼ1ですから、桃の体積を求めて、1,000立方センチメートルを1㎏
に換算すれば求められます。

球の体積を求める式は、「4/3×円周率×半径の三乗」です。桃太郎の桃の
半径をこれに代入します。円周率を3.14とします。

4/3×3.14×25㎝×25㎝×25㎝≒65,417立方センチメートル

65,417立方センチメートル÷1,000㎏/立方センチメートル=65.417㎏

約65㎏ですよ。成人男性ほどの重さの桃。お婆さんはどうやってこの桃を持
って帰ったのでしょう。すごい怪力。