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私たちの祖先と稲作

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◆―――――――――――― 今回のテーマ ――――――――――――――◆


ここまで、地形と地名の関わりについて考察しました。では、地名から得られ
る情報には、どのようなものがあるのでしょうか。私たち人間が生きていく営
みから考えてみます。

遠い昔、私たちの祖先は狩猟採集生活を行っていました。私たちの祖先の暮ら
しは、自然環境に大きく依存していました。人々は、水や食料である植物や動
物を求め暮らしやすいところに住みました。

やがて農耕が行われるようになると、彼らは耕作のしやすい場所を探しました。
自然を上手に利用することでのみ、生きていくことができたのです。人々は、
本来、衣食住のすべてで自然の恵みを享受していました。

さて、私たち日本人にとって米は欠くことのできない主食です。食事が多様化
した現代でもそうですので、古い時代ではなおさらのことでした。

わずか200年前の江戸時代のころでも飢饉で多くの人が死んでいた事実がそ
れを物語っています。そもそも各藩の経済的価値を、米の標準的な収穫量であ
る石高で表現していたことからも明らかです。

米作りは時代を問わず、重要な生活の要素であり、日本の歴史は米作りの歴史
と置き換えても過言ではありません。

人々はより効率的な生産のために、水田に適した土地を探しました。時の政権
は、ため池や排水路などの灌漑施設を整備することに尽力し、積極的な新田開
発を行いました。こうした場所の多くが、洪水がつくりあげた川沿いの氾濫原
と呼ばれる土地でした。

河川は、上流から運んできた土砂を下流に堆積させることで肥沃な平野をつく
りだします。これが氾濫原で、文字どおり氾濫により形成される地形です。

現在でこそ河川は堤防により隔てられますが、河川は本来自由気ままに流れる
ものです。ここからここまでが川、という区切りはなく、洪水の度に流路を変
えていました。

そして洪水により流れ出した土砂は一様に堆積する訳ではありません。ところ
どころに自然堤防と呼ばれる微高地を作り出し、その裏側に後背湿地という低
湿地を生み出しました。

また、洪水で流路が変わった後に残された部分が、三日月湖や旧河道と呼ばれ
る低湿地になります。


■編集後記■━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………


ナフサは足りていると政府が言っていますが。

東ソー、汎用樹脂ポリエチレンを値上げ 中東影響受け2度目
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC14A4K0U6A510C2000000/

「車整備、シンナー不足で5月下旬に停止も」車体整備連合会・小倉会長
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC084QJ0Y6A500C2000000/

高知名物「ミレービスケット」生産停止 ナフサ不足で一部商品
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC137U00T10C26A5000000/

レンズ材料など夏以降に生産停止の恐れ 堺化学工業、原料調達難で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF137T30T10C26A5000000/

ワタミ、宅配弁当のフタをシールに変更 中東情勢が影響
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC138640T10C26A5000000/

エンジンオイル入荷なし 異例の事態に自動車整備工場「修理ができない」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000504660.html

https://diamond.jp/articles/-/389582
帝国データバンクが、ナフサ(粗製ガソリン)関連製品のサプライチェーンを
分析したところ、国内製造業の3割にあたる全国4万6741社に、ナフサ不足に伴
う「調達リスク」に直面する可能性があることが分かった。

自社データベースをもとに、国内の主要な化学製品メーカー52社を頂点とした
「ナフサ由来の基礎化学製品(=エチレンや合成ゴムなど)」の商流について
2次取引先まで調査・分析した。ナフサやナフサ由来製品の供給制限や価格高
騰は、川下に位置する多くの製造業に影響が及びやすい。今後は価格転嫁が難
しい中小製造業を中心に、“ナフサショック”関連倒産の多発に警戒する必要
がある。