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ラブ・キャナル事件:不動産鑑定士嶋内雅人のブログ

https://ameblo.jp/daigotukune/entry-12275734843.html

今回は、地盤と安全な土地の話です。

土壌汚染について、早い時期から厳しい規制を加えてきたのがアメリカです。スーパーファンド法がそれです。この法律が制定されるのは、ある事件がきっかけでした。

その事件は、ラブ・キャナル事件と呼ばれます。

ナイアガラの滝で有名な、ニューヨーク州のナイアガラ・フォールズ市には、古い運河がありました。19世紀末にウィリアム・ラブという人が建設途中で放置した運河なので、ラブ・キャナル(運河)と呼ばれていました。

1942年から1952年にかけて、地元の化学工業会社がベンゼンやクロロホルムといった発がん性物質21,800トン余りを数千のドラム缶に詰めて、そこに廃棄しました。

その後、その運河は埋め立てられ、広い土地に生まれ変わりました。

そしてその会社は、市の教育委員会に「将来、公害騒ぎが起きたとしても会社は一切責任を負わない」という約束をさせて、その土地を1ドルで売り渡しました。

後に、その土地には小学校や住宅が建てられました。

ところが、1971年から1977年にかけて、大雨が降るたびに埋め立てた土から水がしみ出し、悪臭がたちこめるようになりました。

後に調査したところ、ダイオキシン等の有害物質が土壌・地下水・大気から検出されました。
ラブ・キャナル周辺では、流産・死産などが相次ぎました。

このため、1978年に住民が改善を求めて立ち上がりました。1980年には、環境保護局が改めて健康調査を行いました。

その結果、調査した住民36人のうち11人に染色体の異常が認められました。これにより大きな問題となり、当時のカーター大統領が「緊急事態宣言」を発令しました。

小学校は一時閉鎖され、住民の一部は強制疎開することとなりました。その一帯の地域は立入禁止となり、国家緊急災害区域に指定されました。

上記のとおり、この事件がスーパーファンド法を制定することにつながりました。次回のこのテーマでは、スーパーファンド法を取り上げます。


■編集後記■━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………


前回の続きです。

等々力渓谷を散策した後は、大田区蒲田の銭湯に行きました。いわゆる「黒湯温泉」です。

確かに黒い。薄めのコーヒーのような色です。古代の海水が地層に閉じ込められ、それを組み上げたものだそうです。まずは、これに入ります。う~ん、いい湯だ。効能は、皮膚疾患だそうです。

他にも湯船があります。その中に、誰も入っていないものがありました。「電気風呂」とあります。

湯に電気?、大丈夫なのでしょうか。まあ、浸かってみます。別に何も感じません。

ところが手を下げて湯にいれると、ビリビリくるではありませんか。少々は我慢して入っていましたが、不安になって湯から上がります。誰も入っていない理由がわかりました。

肩こりや腰痛などに効くそうですが、その前に感電しそうです。

何でも、関西では電気風呂は人気だとか。関東人と関西人との感覚の違いでしょうか。うどんのつゆの色が違うし。関東では肉まんというものを、関西では豚まんというし。コンビニのおにぎりに巻いてある海苔は、関東は焼海苔で、関西は味付海苔だし。いや、関係ないか。