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区分所有建物及びその敷地の評価(遺産分割):不動産鑑定士嶋内雅人のブログ
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│1│ 今回の評価実例:区分所有建物及びその敷地の評価(遺産分割)
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遺産分割など、個人間の利益の調整の場面でも不動産鑑定評価は活用されます。
今回の鑑定評価は、ある弁護士さんからの依頼です。対象不動産は、東京23
区にある低層のアパートです。
このような不動産には珍しいのですが、土地は共有、建物は区分所有になって
いました。マンションと同じような所有形態です。
このような土地建物を評価するにあたっては、土地建物全体の価格をまず求め、
この全体の価格を各専有部分に振り分けて価格を求めます。
この評価書によって、遺産分割が行われました。無事に終了したそうです。
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│2│ 不動産鑑定評価の知識:地域の種別
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今回から、不動産鑑定評価の用語をご説明していきます。今回は、地域の種別
です。
不動産の種別とは、不動産の用途に関して区分される不動産の分類をいいます。
不動産は、単独ではその効用を発揮することができません。ですから、他の不
動産とともに、その不動産がどのような地域にあるのかを分類します。
地域の種別は、宅地地域、農地地域、林地地域等に分けられます。
宅地地域とは、居住、商業活動、工業生産活動等の用に供され、建物・構築物
等の敷地の用に供されることが、自然的・社会的・経済的及び行政的観点から
みて合理的と判断される地域をいい、住宅地域・商業地域・工業地域等に細分
されます。
農地地域とは、農業生産活動のうち耕作の用に供されることが自然的・社会的・
経済的及び行政的観点からみて合理的と判断される地域をいいます。
林地地域とは、林業生産活動のうち木竹又は特用林産物の生育の用に供される
ことが自然的・社会的・経済的及び行政的観点からみて合理的と判断される地
域をいいます。
不動産は、周囲の不動産と競合・協同してその効用を発揮します。戸建住宅が
建ち並んでいる地域は、宅地地域のうち住宅地域です。
ですから、その住宅地域にある農地は住宅地として利用されることが適当と判
断されます。評価にあたっては、住宅地の価格をもとに造成費等を考慮するこ
ととなります。
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│3│ 編集後記
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無名人名語録(永六輔著)より
「NHKで全国俳句大会ってのやってたけど、季題ってものは中央思考の権化
なんだよね。稚内から波照間まで、亜寒帯から亜熱帯まで三千キロも伸びて
いる日本を、一冊の歳時記でまとめようってのは無理ですよ。
一年中泳げないところと、一年中泳げるところとあるんだもの」
光村図書出版の小学二年生用の国語の教科書には、4月の教材として「ふきの
とう」「春が いっぱい」が載っています。
1981年から2010年の4月の平均気温は、稚内市は4.4℃、波照間島
は23.1℃。
「ふきのとう」ねぇ、「春が いっぱい」ねぇ………