Shimachi Column

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法人・資産価値・会計評価

更地の評価(資産価値把握)

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│1│ 今回の評価実例:更地の評価(資産価値把握)
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ある法人からの依頼です。減損会計に備えて、保有している不動産の現在価格
を把握しておきたいとのことでした。

対象不動産は、福岡県北部にあります。周辺は農地で、対象不動産は資材置場
とて使用されています。

ほとんど稼働していない模様で、なるほど現在価格は簿価より下回りそうです。
周辺の取引事例を収集して取引事例比較法を適用し、特に問題なく評価は終了
しました。

一つ印象に残っていることがあります。現在は周辺が農地ですが、対象不動産
が埋蔵文化財の周知の包蔵地に該当することです。

福岡県北部ですから、玄界灘はすぐ近くです。古代に渡来人たちが朝鮮半島か
ら玄界灘を渡って日本にやってきたのでしょう。彼らの集落があった土地です。

そのころは先進地域だったに違いありません。


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│2│ 不動産鑑定評価の知識:取引事例比較法
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価格を求める鑑定評価の手法の一つに、取引事例比較法があります。

取引事例比較法とは、多数の取引事例を収集して適切な事例の選択を行い、こ
れらに係る取引価格に必要に応じて事情補正及び時点修正を行い、かつ、地域
要因の比較及び個別的要因の比較を行って求められた価格を比較考量し、これ
によって対象不動産の試算価格を求める手法です。

この手法による試算価格を比準価格といいます。

取引事例比較法は、わかりやすい手法だと思います。

対象地よりやや鉄道駅に近い不動産が1㎡あたり16万円で取引され、やや遠
い土地が15万円で取引されてたとすると、対象不動産の1㎡あたりの価格が
15.5万円となるという考え方の手法です。


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│3│ 編集後記
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ボケない知恵(永六輔)より

「老眼鏡を忘れて、名刺の電話番号が読めないなんて時、だまされたと思って、
 テレフォンカードの小さい穴からのぞいてごらん。
 よめます」

試してみました。読めます。でも、テレフォンカードそのものが、現在ではほ
とんどないからなぁ。

今なら、スマートフォンの拡大鏡アプリを使いますか。

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