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│1│ 今回の評価実例:固定資産税の減額
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今回は鑑定評価のご紹介ではありません。ある税理士さんにアドバイスをした
事例です。
私は税理士試験に合格しており、最後の合格科目が固定資産税でした。何度も
落ちたため、色々な論点を勉強しました。この経験が今役立っています。
さて、その税理士さんから「お客様が所有する土地の固定資産税が高いのでは
ないか。ちょっと見てほしい」と連絡がありました。
送信されてきた資料を見ると、確かに高い。しかし、評価額は適正と思われま
す。
資料をよく読んでみると、その土地にある家屋の登録が誤っていることがわか
りました。多分、これが原因です。
その税理士さんにその旨を伝えたところ、彼は市役所で早速交渉してきました。
市役所の担当者は、地方税の徴収権の消滅時効である5年分は還付すると即答
しましたが、彼は国家賠償法によって20年分還付するように求めました。
その結果20年分が還付され、還付金と還付加算金とを合わせておよそ700
万円が戻ってきました。
固定資産税減額の成功事例として、印象に残っています。
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│2│ 不動産鑑定評価の知識:取引事例比較法
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価格を求める鑑定評価の手法の一つに、取引事例比較法があります。取引事例
比較法を適用するためには、取引事例という資料が必要です。
しかし、更地を評価する場合に更地の取引事例が少ないことがあります。その
ような場合には、土地建物の取引事例から更地の取引事例を作成することとな
ります。これが配分法です。
具体的には、土地建物の取引価格から建物価格を差し引いて更地の取引事例を
作成します。
配分法は特別な方法ではなく、土地の取引事例を作成する際に日常的に行われ
ています。
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│3│ 編集後記
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伝言(永六輔)より
「職人が無口だなんて、誰が決めたんだ。
オレはおしゃべりな職人だ。
文句があるか!」
昔は、いい職人だけれど人嫌いの偏屈者、そんな人がいました。
現在はいませんね。職人の仕事が機械で置き換わったからだとか。
AIで置き換わるのは、どんな人なんでしょう。